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parmesan higashi-Omiya

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2005年 05月 01日

冷静と熱狂の間

【清水2-1大宮】

 大宮の選手達は、あんまりぴりっとしてなかった。J1に昇格して初めての本格的連戦。やりたい事もうまくできなかったのかも知れないね。
 でもコンディションは相手も同じこと。むしろ、相手の方がいろいろと追い詰められている状況だったと思う。でも順位とか考えれば、少なくともうちの方が楽な立場だったのは確かだ。
 追い詰められれば兎だって猟犬を蹴り殺すこともある、という事。もちろん、ほとんどの兎は猟犬に噛み殺される。何かを持ってる兎は、有利な立場にいるはずの猟犬を蹴り殺す。例え学芸会のように見えても、その中に何かあったって事?それを感じとり切れない自分の未熟さ。
 実際、試合後の選手のコメントを拾ってみると、少なくとも藤本と横山は清水サポーターの勢いを感じている。一方自分らはスタイルを気にし過ぎた。反対側の席に陣取ってる方々の同行を窺いつつ、あっち側に向かってああだこうだ言っていたものの、彼等は何かを選手に伝えていたんだね。
 でさ、そんなのを帰宅してから思い知った自分は、やっぱ経験値不足。今後のことを考えて、いろんな事もっと経験しときたい。


 今日はあんまり試合を見てなくて、特に後半は半分くらいしか見てない。試合中はいつもより多く煽ってて、自分の頭の中は冷静と熱狂の間を何度も行き来してたみたいだった。
 あの記念すべきゴールは、ゴールネットがボールを受け止めたのを見て、次に聡が喜んでいるのを見て、それで理解した。ボレーだったのを知ったのは、試合終了後だった。
 自分が煽ったことで大宮の熱が何度上昇したかはわからない。でも、選手に伝えたい事があるからね。熱を上昇させたいんだよね。

 試合前に、選手の名前を呼ぶ為に柵の上に立った。立った時に清水の警備担当が飛んで来て、危ないから降りた方が良いですよと言ってきた。でも自分は好きで立ってるんだし落ちてもあんた達には責任を求めないと伝えた。また、そう言っていたと責任者に伝えるよう言った。
 でもね、正直に言っちゃうと2階席は傾斜がきつくてね、高くてビビっちゃってたんだよね。慣れてからも、仲間が取り付けてくれた竿を握ってても足が安定を求めて仕方なかった。
 試合後も、挨拶に来た選手を迎える為にまた柵の上に立った。今度は竿を握っていなくても背筋がぴんと伸びていた。選手の背中を見ながらそれに気が付いた時、不本意ながら思わずにやけてしまった自分でありました。。。
 さて、選手には僕らの声がどう聞こえたのか?次の試合で確かめよう。

 そうそう、清水の警備担当(背広着たメガネの若い奴)が場内の点検か何かで通路をうろついてた時、お客さんとすれ違いざまに肩がぶつかったのを見たんですよ。でメガネはぶつかってしまったお客さんには目もくれず何にも言わず、ただ黙々と自分の仕事だけしてた。
 でさ、試合前には清水の社長さん自らサポーターに向かって、観戦マナーについてお話をされていました。面白いクラブだなぁ、清水。


 ところで、端午の節句には、柏餅を食らう。案の定、家に帰ったら柏餅があった。我が家はそういうのは絶対外さないからね。
 父ちゃんの仏壇に供えてあった柏餅を1つ摘んで、柏の葉ごと食らってやった。

by f.c.barg | 2005-05-01 23:24 | 大宮アルディージャ


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