parmesan higashi-Omiya

barging.exblog.jp
ブログトップ
2005年 10月 31日

カシワ戦記 3

 開門前、柏の警備担当者が説明しに来たよと、ゴール裏の仲間から声を掛けてもらったので、話を聞いた。

 ①今後のタイムスケジュール。列移動が12時から12時半の間(適当だな)で、開門が13時半とのこと。列移動の時間が決まったら事前に教えてくれるってことで、まぁ問題なし。
 ②横断幕の掲示場所。アウェイ側ゴール裏の後ろにある壁と、メインスタンドのアウェイ側一部の後ろの壁とのこと。尚、アウェイ側ゴール裏には緩衝地帯を挟んで柏の席も設けられるが、そこにも大宮の横断幕を掲示可能だとのこと。幕を貼る場所が少ないのは初めからわかってたので、問題なし。
 ③応援について。事件が起きた名古屋戦を踏まえ、試合終了後は勝敗に関係なく選手が挨拶を終えたら応援行為を止めて欲しいとの要望。それについて「選手の背中が見えなくなるまでは続けるけど、選手が完全にいなくなったら止めればいいってことでしょ?」と聞くと、「お願いします」との返答。
 ただし、こっちは2ヶ月間、全部負けっぱなしで極度のお預け状態だ。勝った時、みんながどのくらい昂るかなんて、想像できなかった。だからこっちから「ウチは2ヶ月間負けっぱなしだから、もし勝ったら歯止めきかなくなるかも知れない。そしたら自分でも止められないから、そっちからも止めるようにちゃんと働きかけて欲しい」と頼んでおいた。すると向こうは「それはこっちも同じなんで…」と返答。止めに来るのか放っておかれるのか、意味がわからない。ま、似たような状況だからお互い様だって言いたかったんだろうけどさ。。

 3つ目の話が曖昧だったが、何かあった時には伏線になるだろうと曖昧なまま話を終える。



 タイムスケジュールに関しては特に取り上げるような話もなかったけど、横断幕については非常に軽〜いトラブルがあった。どこにでもある話だけど、敢えてここに晒しちゃう。

 アウェイ側のゴール裏なら、バックスタンド側(柏用の席)の後ろにも掲示して良いと聞いていたが、その場所に横断幕を貼ろうとした方が念のため現場の警備員にその旨を尋ねたところ、「確認します」との返答があったそうだ。確認の結果、警備員からもOKが出た。最初からOKだったんだから、当然なんだけども。

 どこにでもある、連絡不行届きの事例だね。でも、「あんな事件が起こった後でも連絡不行届きが発生してるんだな」と思った。そりゃ今回不行届きだった情報は、ただの横断幕の掲示場所だけどね。でもさ、例え些細なことでも、現場に直面してる人が確認に時間を要してる状況ってのは、何かあった時の対応の遅れを予感させて不安なもんだよね。
 それとも、相手が大宮だったら大した問題も起きないだろうって、勘ぐられてたのかな?



 話は飛んで、試合に勝った後。
 試合終了後の応援については、事前にコールリーダーに伝えた。伝えただけでなく、もし度を越えてしまったら自分としても動くつもりでいた。

 試合に勝ち、コールリーダー自ら「巻きで!」とみんなに伝えながら歌う。「ホントはあなたが一番弾けたいはずだろうに」と思い、その気遣いに思わず微笑んでしまう。
 インタビューを受けている藤本以外の選手の背中が見えなくなる。選手がまだ一人残っているから、もちろん歌う。すると、歌を止めて欲しいと警備が伝えているようだった。「まだ一人残ってるじゃないのさ」とは思ったけどね。僕は太鼓のすぐ後ろに行って、適度なところで止めるよう伝える。
 選手は全員帰った。でも、ゴール裏にいる多くの人が歌いたがってる歌がひとつ残っている。コールリーダーは警備と揉めながらも、その歌をみんなに振った。歌うのを心待ちにしていたみんなの為に、彼はそれを抑えられなかった訳だ。
 歯止めが効かなくてゴメンね。でもさ、「それはこっちも同じなんで」。



 後片付けをしている最中、警備担当が声を掛けてきた。何でも、スタジアムの外で喜んでいた大宮サポーターに柏サポーターが絡み、軽いトラブルが起きたらしい。
 警備からは「そういうことが起きたので、柏サポーターの前では気を付けて下さい」と言われる。てっきり、天皇杯の時みたいに柏サポーターと隔離する状態になるまで警備担当がくっ付いてくるのかと思ったけど、気を付けてって声掛けだけか。。ああいう事件も起こったんだからアウェイ側はむしろ縛りがきつくなってるもんだと思ってたんだけど。まさか、むしろ緩くなってるとは。。。
 ひとまず、仲間にその旨を伝え、顔見知りにも伝える。喜ぶのは、大宮に帰ってからでも遅くはないだろうし。

 後片付けを終え、スタジアムを出る。雨を避ける為に公園内の木の下に集まり、次の試合への打ち合わせをする。2年前はミーティング中も警備がくっ付いてたけど、今回は付きっきりの警備が居ないように見えた。

 打ち合わせを終え、通りに出る。すると目の前を太鼓やら旗竿やらを持った別の一団が通り過ぎる。柏サポーター達だ。
 唐突に、公園入口に突っ立ってた警備から「少々お待ち下さい!」と焦った声がかかる。
 そんなことは事前の説明には無かったから、僕らはそのまま進む。交差点に面した公園前には、既に多くの柏サポーターが集まっていた。特に挑発するでもなく、挑発されることもなく、そのまま彼らの横を通り過ぎ、僕らは交差点を渡って行った。



 サポーターと言えども、クラブにとっては客だろう。アウェイ側にいた柏の人(クラブの人かな?)なんて、すごく感じの良い笑顔で大宮サポーターを迎えてくれてて、お客さんとして大事にしてる雰囲気は出てたように見えたよ。でもさ、そういうのに何か違和感も感じるんだよね。
 客商売だから失礼があっちゃいけないんだろうけど、警備が緩いってのはむしろ客としての扱いに欠けてるように思っちゃうんだよね。こんなのは、勝手な言い種かも知れないけれども。だって警備がきつければ、それはそれで文句を言うだろうからさ。。

 荷物を抱えて駐車場に向かいながら、何ごともなくて本当に良かったとは思った。
[PR]

by f.c.barg | 2005-10-31 05:37 | 大宮アルディージャ


<< 君は生き延びることができるか?      カシワ戦記 2 >>