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parmesan higashi-Omiya

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2005年 04月 26日

僕の血は鉄の味がする

【横浜1−2大宮】

 開幕戦と同じくらい、ぴりっと引き締まった大宮だったように見えた。実際、よく引き締まっていたなぁと思いますよ。まぁ3連敗してチャンピオンと対戦、ってな状況ですからね。いやでも引き締まっちゃうもんなのかな?
 で、この引き締まった感じ。いつでもどんな相手に対してでも再現可能になっちゃえば、今の大宮には最強の武器となるのではないかと思われる訳で。。
 それにしても、桜井。ピンチの時には必ずヒーローが現れる、ってことだね。桜井、ゴール裏から呼びかけるといっつもそっけない感じに見えるけどね。でも結果出してるからさ、最高だよ。


 ここからは、個人的なお話。興味の無い人は飛ばしちゃって。

 前述の通り、横浜には思い入れが目一杯ある。まるで相棒同士が対戦するようなもんだ。
 目の前で大宮と横浜が戦ってるのを見るのは、すんごく不思議な感じだった。正直に言ってしまえば、横浜のことは敵として見られないままの90分間だった。それでも、ただ「横浜に勝ちたい」と思い続けた90分間だった。
 キツい展開の時にはホーム2階席の辺り、ちょうど自分が横国に来た時に陣取ってる場所に向かって声を張り上げた。いつも座ってる席は凄く凄く遠くに見えて、今更ながら横国のデカさを感じてしまって新鮮だったりもした。

 横国で歌うのは、初めてだった。1階席の後ろの辺りはすぐ上に屋根があるから、声も拍手もよく響く。最初はその響きに気分良くなってたけど、だんだん風呂場で歌ってるような気分になってきて、逆に幻滅してきた。別に自分らで気分良くなる為に歌ってる訳でもねぇもんな、と。皆さん頑張ってたとは思いますが、結構ストイックなテンションだったし、そんな風に思っちゃってました。。

 で、勝っちまった。
 横浜のことは最後の最後まで敵とは思えなくて、でももの凄く勝ちたいと思ってて、ホイッスルが鳴った瞬間にいろんな感情がこみ上がってきちまった。で、うつむいた自分へ「まだ終わった訳ぢゃねぇだろ」ってかけてくれた声に、「ここでいろいろあったんだよっ!」と返しちまった。でもさ、終わったどころか、まだ始まったばっかりだったよ。
 多分、今後も横浜に対する思い入れは目減りしないと思う。大宮と横浜の戦いは何回だって、自分にとっては至福のカタストロフであり続けると思う。

 それにしても、大宮が横浜に勝つなんてさ。そんな日がくるなんてね・・・。次の対戦が待ち遠しい。

by f.c.barg | 2005-04-26 00:25 | 大宮アルディージャ


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